紀北町では異色! 漢方薬の原料を取り扱う「佐太屋」中編

紀北町では異色! 漢方薬の原料を取り扱う「佐太屋」中編

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―甘草について教えてください。

 甘草は中国のシルクロード沿いの内陸部で生息していて、日本では採れない植物です。
 主に漢方薬の原料として使われていて、単体では消炎や胃潰瘍に効果があります。他の生薬と合わせて飲むときは他の生薬の効果を高めたり、副作用を抑えたりする効果があります。
 甘草は名前の通り甘みがあります。糖度だけで言うならば砂糖の200倍甘いです。ただ砂糖のように甘いという感じではなく、甘苦い味がします。そのため漢方の他にも甘味料としていろんなところで使われています。お菓子の原料の欄を見ると、結構甘草が使われていることがわかります。

―ここで健康商品「甘草元」をなめさせてもらいました。甘いけど喉に残る感じで独特の味がしました。

―どういった甘草製品を取り扱っていますか?

 最初は甘草を加工するところからスタートしました。
 その頃から甘草を飲んでいたこともあり、甘草をフレーク状にしたものを町内で販売していました。
 発売当初はパッケージも何もなかったのですが、法人化したのを機に「甘草元」という名前で商品化しました。

―入浴パック開発のきっかけを教えてください。

 誕生のきっかけは弟がアトピーで肌が弱く、なんとかしてあげたいと思ったことがきっかけです。
 甘草元の取り扱いも祖母の病気がきっかけだったので、家族のことをきっかけに商品開発していくことが多いです。

 甘草エキスはニキビに効果があるということに着目し、甘草の砕いたものだけを入れてみたり、それに塩を入れてみたりといろいろと試してみました。
 予想通り弟のアトピーに効果があり、世の中でアトピーについて悩んでいる人も多いのでそういう人たちに試してほしいと商品化しました。

 これまで取り扱っていた甘草元は体の中に取り入れる健康食品でしたが、お風呂は体の外から取り入れる製品です。
 結果としてこれまでとは違ったお客様から購入していただくこととなりました。
 そのお客様がほしいものを考えた結果、肌スプレー、化粧品への開発につながりました。

―だしについて

 東紀州のだしは佐太屋の第1号商品です。企業向けにはだしの原料を箱に詰めて売ることをしていたので、個人向けに何か販売していこうと考えた結果商品が生まれました。
 他の商品との差別化のため、商品は地域色を前面に出しています。
 

佐太屋の特産品はこちらでご覧いただけます。


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